小さな自然と遊ぶ日々

豊かさに導く自然、私のひらめきの源     (クロード・モネ)

ツユクサの教え:見ているようで見えていないもの

ツユクサマルバツユクサ

庭には、2つの種類のツユクサが生えています。

今のおうちに引っ越してくるまでマルバツユクサとはなじみがありませんでした。

一般的なツユクサは、葉っぱの先がシャープ。

マルバツユクサは、その名の通り、葉の先がまるみをおびています。

そして、マルバツユクサの葉はやわらかくて食べやすい!

大きく育つとツユクサは、ギシギシして食べにくく感じますが、マルバツユクサはいつの時期も繊維質を感じることなく美味しくいただけます。

もう一つ決定的な違いが、ツユクサマルバツユクサの間にはありました。

Blue Flower Saltをつくるために、ツユクサのお花摘みをするまでは、まったく気がつかなかったその違い。

花びらの大きさです。

マルバツユクサ青い花びらはとても小さかった。

ツユクサ青い花びらの3分の1ぐらいの大きさです。

マルバツユクサだけだと、とてもたくさんのお花が必要。さらに、小さくて、やわらかい花びらを外すのも難儀でした。

咲いている姿はいつも見ているのに、花びらの大きさの違いには無頓着だった自分。

見ているようで、見えていないもの。

たくさんあるんだよ、と教えてくれたツユクサの花でした。